S邸様 御殿場市
 
プランに半年、材料選び半年、墨付け加工に半年、上棟式から一年半、外
構半年、
仮住まい約2年を要しました。
（お施主さまにとっても私どもにとっても楽しくやりがいのある2年半でした！）
お施主さまは、
「大変だったけど、亡くなった御父さんと、納得行くまで
形や材木を吟味して
0から造られていく我家を、眺めていたのを、思い出すね〜、」
とおっしゃっていました。
（いやーあの頃は自分も若かったな〜（笑)）
築15年たったので外壁が汚れてきたのでお色直ししました。
「タルキや柱桁も綺麗にした方が良いかな？」
私は、せっかくの歴史の風格がもったいないと言うと、
「やっぱり自然な色で無くなる！」
と、見合わせになりました。
他に不具合はありますか？と伺いましたら、
「おかげさまで、今だ不具合は無いよ」
と、ありがたい言葉を頂きました。
「たまに知らない人が突然、『家を見せてください』と、
訪問してきてほめてくれるよ」
私は、施主さんの センスと手入れですよと言いますと、
「見に来る人は、家の見方を知ってるよ！
バランスのとれた家だね〜とか
、腕木や さし物が、すいてないね〜とか言うんだよ！」
職人にとっては、目の肥えた人が、来てるみたいで”こわい”です(笑)
お庭の手入れが行き届いているお宅は、建物とお庭をお互いに引き立てあ
って
よりいっそうよく見えます。
K邸様 小山町
「地震に耐えられる建物を造ってくれ」とのご要望。
すべて任せる、希望はそれだけ？
希望の少ない仕事は正直難しいです。
悩んだあげく１Ｆ鉄骨造、２Ｆ木造、外壁ALC、
屋根インシュレイション工法で頭を軽くしようと計画。
構造計算にかけると”核シェルター？”並みのめちゃくちゃ頑固な構造に、
設計士も「そこまで必要無いでしょ？」と言ってました。
でも、「どうせ造るんだからその頑固さでいいよ」とのお施主様の言葉に
正直、自分の耳を疑いました。
多少使いにくいよ、後で取り外しはできませんよ！と念押しするも
「使いやすくすれば強度は落ちるでしょ」 はい、
「そのままで行こう」 「大は小を兼ねる」と、そのまま契約。
地中梁深さ1.4ｍ＋捨てコンの深さに
「そんなに掘るの？」はい、頑固の源ですから！
「覚悟はきめていたが、こんなに大がかりにやるんだ？」
「うちは、一般の建物だよ？」
ご希望通りの建物にするには仕方ありません。
「コンクリートは、全部でどのくらい使うの？」
８５リュウベイ ミキサー車34台
「鉄骨は？」鉄筋含まず、鋼材は、18トン
「え！！」そんなに？ （一般の量では、ないですよね！）
完成すれば、（こんなに使ったのに！）が隠れてしまいます、（残念）。
完成引き渡し、「お疲れ様でした、」と、ねぎらいのお言葉を頂き、
「これだけ頑固にしたから地震は、平気だよね？」
はい、この建物が倒れたら、日本沈没ですね。アハハ！
お客様の声ややり取りの様子は随時掲載して
いきますのでどうぞお楽しみに！
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